木曜はファミ通発売日! ですがすみません、先週のファミ通のお話です。
ゼノブレイド。
ttp://www.nintendo.co.jp/wii/sx4j/index.html
『ゼノギアス』、『ゼノサーガEpisode1』を手がけた高橋哲哉さんが関わってるならこりゃ買うしかー! とは思うものの、PS2時代に「国産ゲームは期待を膨らませすぎてはいけない」と学んでしまったため、なんとか冷静に見守ろうと努めています。
「ゼノ」というからにはゼノギアス、ゼノサーガの流れを汲むのかと思いきや、まったく関係のない新作とのこと。なら当初の発表通り「モナド」で行っていただきたかったような……まあいい。
世界観は面白そうですねー。巨神と機神が戦いを繰り広げ、そのまま止まってしまい、神々の上に生命が芽吹く、でしたっけ。大地が神そのものなんですね。そして主人公は神の上を歩いて進むんですね。
フィールドもバトルもシームレス、一度行ったことのある場所にはワープできると、システム面も親切設計。『Fable2』をプレイしてシームレスの面白さを味わったところなのでこれはちょっと期待が高まる。そもそもいきなりシステムの話をしてる国産RPGっていまどき珍しいような。
そしてインタビュー記事を読んでいて気になった部分をピックアップ。
「もちろん、そこで特別な用語を作ることはたやすいです。しかし、その用語がプレイヤーの耳に届いたときに、『これ何?』って思われてしまうほうが怖かったんです。」……ファルシのルシがパージして(略)のことかしら。
「自分たちの経験から、ひとりよがりのストーリーを押しつけたり、イベントのあいだにゲームが入っているような作りはやめようと。そういったことが世界への没入感を阻害する可能性があると気づいてましたから、そこだけは軌道修正したかったんです。」
「イベントシーンを延々と見せられるということもないので、」ああ、これはすごく嬉しい、感動した。これだけでこのゲーム買える。
ムービー垂れ流しゲーだった『ゼノサーガ』を生み出したモノリスソフトだからこそ、この言葉は重い。
「『最近、RPGは食傷気味』と言う人でもガッツリと遊べる作品を作りました。これまでモノリスソフトが作ってきたものとはまた違った未来が提示されていますし、我々がいったいどこへ向かおうとしているのかを、きっと感じてもらえるはずです。」高まる期待を抑えるために記事を読んだのに、まさかさらに期待が膨らむとは思わなかった……。
けど実際プレイしてみるまでは、不安はどうしても残りますよねー。とりあえず買います。そして情報は追いかけます。
どうか、心置きなく「面白い!」と思える国産RPGと再会できますように。
