
お試し的フセ姫。
あの画風をとことん真似るかどうしようかで悩んだらだいぶ中途半端になりました。真似しすぎてもつまんないよね、という結論に至ったのでたぶん描くとしたらこんくらいの雰囲気でいくかと。
…でも、あの画風だからこそ映えるキャラもいるしなー。オイナ族に至ってはお面つけてるからそういう次元じゃないし(笑)
絵を描くうえで一番好きな部位は「表情」なので、お面つけてるオイナ族は歯痒いものがあります。つけてない連中もあまり顔の表情はないので何とも言えませんが。そしたら全身や構図に頼るしかないよなー。
攻略之巻では細部がわからないので久々にゲーム起動。一寸の贈り物で設定画を確認してたんですけど、ケムシリ爺ちゃんの杖ってイナウだったのな…!もえる、もえすぎる。どうしよう死んでもいいですか(えー!)
イナウってのは一般的に木幣と訳されるもので、アイヌ民族が儀式の時に神様に捧げるものです。このイナウの所持数=神のステータスだとか、イナウは神の力を増すマジックアイテムだとか、色々言われてますが、とにかく神を祀る時には欠かせないアイテムです。場合によってはこのイナウ自体が神にもなるのかな?チセコロカムイという家の守り神がいるんですけど、これはこのイナウを壁の高いところにかけたものです。
ついでにいうと、イナウは男性が作るもの。男性のステータスは、狩りのうまさ、イナウをはじめ木製具を作るうまさ、弁論の巧みさではかられます。それに対して女性は美しさ、巫術の強さ、織物のうまさだったかな?カイポクは織物、ピリカは巫術が巧みだからいい女ってことですね(笑)オキクルミは狩り、サマイクルは弁論なイメージがあります。あの二人は両極端だといい。
あとはオイナ族の男が頭に巻いてるのがサパンペ(冠)っぽい。サパンペは藁(?)で編んだ男性の儀式用冠。
それとサマイクルの頭の葉っぱってヨモギだったんですね。こないだ読んでた本でオキクルミがヨモギの弓矢で悪魔を退治した話があったんで、その辺なんでしょうか。ヨモギは悪魔を永遠に滅ぼす力があるとかないとか書いてあったような。読み返してみるか。
後日、北の國用語解説に加えとこっかなー。というかあそこの記事、そのうちhtml化しようかと企んでます。ええ。
