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根無し草

ゲーム好き女による、気ままに書き散らした日常記。

   

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pixiv騒動について私見

(※2011.7.30 19:30頃脱字修正、ついでにリンクを加えました。脱字報告ありがとうございました!)


ご無沙汰しております。

ブログふたつにしてみたはいいけどひとつにまとめたいような、
かと言って旧ブログの記事を抹消するのも、新ブログに旧ブログの記事を移転させるのも踏ん切りがつかず、
となると旧ブログのまま続けた方がいいような気もしつつ、
FC2ブログのタグ機能が愛しすぎてもう過去には戻れない、

そんな日々を過ごしております。

皆様お元気でしょうか。




最初からFC2ブログにしておけばよかったというのは言いっこなしだ。





さて、巷を賑わせているpixiv騒動。
色々思うところはあるのですがTwitterみたいな短文用のツールだとなかなかまとまった考えを吐き出せず、
長文を書く練習がてら、久しぶりにブログに書いてみようかと。

これを機にブログの活性化を……できたらいいなあ……(遠い目)


こちらではゲーム話ばっかりだったのに、長らくの放置から復活して一発目がこんなのですみません。
ゲームの話もおいおいやっていこうと思います。




騒動に関しては以下の2記事でおおよそを把握しています。

Pixivで現代アートが爆発した件について。リアルタイムでの推移はTogetterのまとめに詳しいけど、ここにいたるまでの経緯を大雑把に要約すると、-こんぽたんぶら
(2011.7.19公開、2011.7.26確認)

pixivの個人情報漏洩について
(画像公開時期不明、2011.7.26確認)


対するpixiv運営からの反応。

規約違反行為への対応とコンテスト投稿画像について
(2011.7.25公開、2011.7.27確認)

pixivに関連するインターネット上のご意見について
(2011.7.27公開、同日確認)


補足。

私は2011年7月25日(月)に騒動を知り、
Twitterの私のTLでは26日(火)に大盛り上がり。
27日(水)には公式のコメントを受けてちらほらツイートが見受けられた程度で、
後は日々誰かしらが何かしら言及している、という状況です。


以下、私見。長すぎてすみません。

◆カオス*ラウンジは(イラッとはするけど)どうでもいい

pixivに投稿されてる作品の大半が二次創作品であって、
つまりは著作権を侵害している絵になると思うのですが、
日本国の法においては著作権を侵害しているか否かに関わらず、すべての作品に著作権は発生すると記憶しています。

違ったらごめんなさい。

とにかく、「著作権侵害してる作品を著作権侵害しようがいいだろ」という言いざまは「人殺しを殺したっていいだろ」と同義であって、私はきっぱりと否と答えます。

日本国が法治国家である以上、法を犯したものは法で裁かれるべきであり、人が私的に裁くことはなりません。
罪を犯したものに対して罪を犯そうと問題にならないなど、論外です。

しかしこの手の主張をする人は世に数多いらっしゃるわけでして、
カオス*ラウンジさんが特別な存在とも思わず、特に興味はありません。


とは言えその活動を認めるわけではなく、
人様の絵を無断転用して、ぐしゃぐしゃにしたり、水をぶっかけたり、踏みつけたりするという物理的破壊活動を以て
「これが現代アートだ! これが俺たちの作品だ!」
とか仰ってるらしいのは著作権云々以前に、純粋に胸糞悪いです。

あとそういう事をしておきながらいざ自分の顔がコラ職人の素材に使われると
「胸糞悪いから削除依頼する」と仰ってるらしいのも、どの面下げて言ってるのかよくわからず滑稽ですらあります。


◆pixivに対する信頼は失くした

それより私が引っかかるのはpixivの対応です。

「VOCALOID FESTA02」の件では、主催者であるウッド•ベル【 VOCALOID FESTA 】さんの求めるに応じて、
本来提供してはならないユーザーの個人情報を提供したことを認めています。
このご時世に素直に認めるのは見上げた行為だと思いますが、
このご時世に個人情報の保護に対する意識があまりに低かったことが露呈した、ということでもあります。

「第七回博麗神社例大祭」の投稿作品に対する、透過png形式の指定を見ても、
どうもpixivさんは主催様に言いなりのきらいがあるようで。

まあ企業は利潤を追求せねばならず、
大口顧客の主催様>>>>>>>>>>ユーザーという意識に偏りやすいのはわかるんですけれども。
けれど、人の集まる順番は逆ですよね。
企業の優秀なサービスがあって、そこにユーザーが集まって、そして大口顧客が寄ってくるんですよね。
企業にお金を直接落としてるのは大口顧客様ですが、間接的にはユーザーが引き寄せています。
そして金銭のやり取りのない相手と繋がるには、信頼関係が何よりも大事です。
つまり企業、この場合はpixivさんですが、
何よりもユーザーとの信頼関係を大事にしなければならなかったはずです。
それを疎かにして、ユーザーを裏切るような行為をしてしまったのは、残念としか言いようがありません。

反省の発言が発言しただけにとどまらず、行動となって現れるようになることを願いますが……
目先の利益を血眼になって追いかける現在の日本の風潮からすると、難しいかもしれませんねえ……。


◆信頼関係が失われた上での言葉は空虚

ではpixivによるカオス*ラウンジ贔屓の疑惑はどうか。
27日に公開されたコメントでは否定しています。
たしかに、贔屓したという証拠はどこにもありません。

しかしそれは「黒だと断定する要素がない」というだけであり、
pixivの潔白を証明するものではないと、私は認識しています。
しかもボカロフェスタの件で私のpixivに対する信頼感は失われており、
pixivの言葉を素直に受け入れる下地はなくなってしまいました。

大体、25日のブログ記事、26日、27日のユーザーの動きと合わせると

p「うるせえ当然の措置だバーカ!」(25日)
ユ「じゃかぁしい!!じゃあ出てったらぁ!!」(26日)
p「すみませんごめんなさい悪気はないんですほんとそんなつもりじゃないんです許して許して許して待って行かないで話し合おう、ね、ちゃんと話聞くから!!」(27日)

に見えてくるふしぎ。なんのコントだ。

こういう状況では何を言われても疑いの目を向けたくなってしまう狭量なのが私です。

しかしユーザーの流出、また多く寄せられたであろう抗議を受けて対応を変えたのであれば、
私が思うよりpixivさんはユーザーの存在の重要性をわかってるのかもしれません。
わかってると、確信させてくれる動きをpixivさんがしてくれることを願います。

……と思っていたのですが、
この度のpixiv騒動の概要を描いた漫画をpixivに投稿したら即削除、アカウントも停止されたという話もあるようで。



やはり「もうとにかくこの話はこれきりにしたい!」という目先の対応に追われて、
ユーザーを大事にしなければいけないという考えには至っていないような印象を受けます。

pixivさんは地道に、真摯に対応を続けて、ゆっくりユーザーとの信頼関係を回復させていくしかないと思ってたんですけど。
つくづく残念です。


◆今後の私個人の動き

正直言うと退会したいのが本音なのですが、
pixiv内の交流企画用の作品しか作成していない現状では動きようがありません。
なのでしばらくはこのまま、今まで通り過ごすことになります。

しかしそれじゃなんだか悔しいのでささやかな抗議として、
pixiv内の交流企画、お題に基づくイラスト(イメレス)以外の作品は全て撤去しました。
撤去対象に該当する作品は、状況が改善されない限り、今後もpixivには投稿しません。

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