■画面は相変わらず素晴らしい画面比が4:3から16:9に変更されるにあたって、画面的に色々弊害が出るんじゃないかというのは心配点でしたが、
うまく対応させていてまったく気にならなかったのは素晴らしいの一言。
特にスチルの違和感のなさは素晴らしい。
PS2版と比較検証はしていませんが、PS2版を作成していた時点でPSP化は踏まえていただろうと思わされます。
しかしそれ以外の、少なくとも私が意識した範囲では、完全にPS2版と同じ。
追加シナリオを見るためには各キャラEDを見ねばならず、
となると必然的にPS2版でやり済みのことをそのままなぞらなければならず、
いくら4大好きでもこれはちょっとつらかった。
おいそれと手を出していいものではなかったのかもしれない。正直すまんかった。
■追加シナリオ「逸話集」そんな「ちょっとつらい」作業を乗り越えた後に見られる追加シナリオ「逸話集」は、さすがコーエー。
強烈な甘さがあるわけではなく、どちらかといえばお約束に近いほのぼのとしたお話を淡々と語るかんじ。
メインストーリーや世界観に重きを置いた4らしい逸話集だったと思います。
……ただまあ本当に「お約束」ではある話ばかりで、
つまるところ二次創作サイトを少し回るだけで散見していそうな話ばかりで、
わざわざ製品版を買って、45時間もかけて楽しむべきものだったのか、ちょっと疑問はあります。
……まあ……最近のコーエーは「公式で同人」みたいな発想が多いしなあ……。
新規スチルに関しては、本編でのスチルの美しさに比べると明らかに質が下がっていてちょっと残念。
■まとめPS2版全クリした上での私の総評としては、
不可ではないけど可と言われると唸りたくなる、というところでしょうか。
今後はおとなしく1作品1本ルールで楽しもうと思います。

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