・橘友雅こいつこんなにかわいいやつだっけ?
とか思ってしまった。
宮中に上がったあかねちゃんが貴族の作法も身に着けとくべきかと友雅に師事してお琴のお勉強をするのが始まり。何事も適当が一番、面倒嫌い、若さって暑(苦し)いよねぇ、みたいな友雅ですが、あかねちゃんが意外にもお琴にハマったらしく熱心にお稽古してる姿に色々考えるようになってくのが大体の流れですかね。あかねちゃんの懸命な姿を通して情熱に目覚めるのは八葉抄と同じく。
そんで物忌みに呼び出すとまあ彼にはありえないほど直球な愛のお言葉。
そしてアクラム戦ではうっかり捕まったあかねちゃんを守るために死ぬ覚悟まで決めちゃうしまあまあまあ。
八葉抄の時は対処法が本気でわからず相当とっつきにくいイメージがあったんですけど、今回は妙にわかりやすかったです。まあそれは頼久とかにも言えることなんで、コツをつかんだだけだと思いますが。
最年長ということもあって言葉遊びとか微妙な機微とかを楽しむ人なんで「大人の男!」というイメージが先行してたんですが、こっちが余裕を持ってやるとかわいいですねこいつ。そうか、こっちが上に立って手のひらで転がすくらいのつもりになればいいのか。(えー)
しかし友雅の卑猥な発言(失礼)は文学部生としては思わずにやりとしてしまうものが多いですな。ネオアンジェのニクスやジェイドはあまりの恥ずかしさにぶん殴りたくなりましたが、友雅は「おお、さすが平安貴族」とか思っちゃうんだよなー。古今和歌集のような巧みな比喩表現が非常に楽しい。内容を考えるとネオアンジェ以上に卑猥な発言もあったりするんですが、その変態ぶりも平安貴族クオリティ、と許容してしまう。
・藤原鷹通責任感と使命感に燃えるお役人が立場は違えど「京を守る」という点で神子と共感、互いに励まし支えあいながらがんばっていきましょう、が始まり。
しかし神子のあかねちゃんは龍神の力を使うたび、龍神に喰われていく(ゲーム上では違う表現を使ってますが)。
そうと知らず鷹通は「がんばりましょう」の一点張り。笑顔で無邪気に言うから余計たちが悪く、でもまあこいつの発言抜きにしても私神子だし。
そしてある日あかねちゃんが倒れ、そこでようやく現実に気づく鷹通、みたいな。
メガネはシリーズ通しても、実際にいたら8人の中では一番私と相性いいだろうなーとか思うのですが(恋愛感情抜きで)あんまりパッとしなかったなあ…八葉抄の時は結構好きめだった気がするんですが、なんかどの発言聞いても「はいはいそうですね」くらいにしか思えなかったよ。相性良すぎて想定の範囲内なんだろうか。
そもそも声が棒読みに聞こえ…て……なんでだろう。やはり3のメガネが眩しすぎたんだろうか。
たぶん鷹通のあれこれよりも、龍神と神子の関係の設定が楽しかったんだろうなー。なんか「ふしぎ遊戯」思い出しましたよ。
頼久ルートで出張ってたのがイクティダール、玄武2人が季史、友雅がアクラムだったんで、鷹通はマンガでも絡んでたシリンかなあなどと思ってたもので、まさか龍神と来るとはびっくりしました。
誌紋はセフル、天真はランだろうなとは思うんだけど、イノリがシリンてのもなあ…どうなるんだろう。
あと、洗濯物たたみながらプレイしてたらセリフの大部分を見逃しました。そこが最大の原因か……
・共通ED要は誰ともEDが迎えられなかった人向けのEDなので、8人と当たり障りなく「神子バンザーイ!」「みんな、信じてるよ!」みたいな感じで終わるんだろうなあと大して期待もせず傍観してたんですが。
季史の浄化間際のあかねちゃんとのやり取りにうっかり泣いた。
恋愛SLGて大体贔屓キャラというか公式キャラはいるもんだと思ってるんですが(久遠の絆で言う万葉みたいな)(わかりません)あかねちゃんには季史ですね。そうなんですねコーエーさん。天真なのかと思ってた私が悪かった。マンガ見る限りではアクラム→頼久なのかと思ってたけど違った。季あかが公式だったんですね。2人のやり取りがあまりにもかわいくてお姉さん嬉しすぎます。クリア状況確認画面では各キャラのアイコンになってるんですが、共通EDはあかねちゃんで季史と並んで表示されてガッツポーズ取りました(末期。)
「あなたの舞は優しかった」「やさしいのはそなたの方だ」って!なにそれ!なんで全面的に恋愛失敗しましたEDでこんな…こんな…!(めそめそめそめそ)
死別物にはとことん弱いということを思い出しました。不覚orz
共通ED→バッドED→グッドEDと見ると感動もひとしおですね…泣ける。
主人公が異世界に残るEDも異世界キャラがこっちに来るEDも「果たしてその先に幸せはあるのか」とか思ってしまうんですが、転生EDは全面的に幸せが保障されてていいですね。生活習慣も身についてるし。戸籍もあるし。(現実的)
というわけで転生EDだった季あかに関しては、心置きなくあれこれ妄想して楽しませていただきます。(変態)

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