2013年9月は本3冊、漫画1冊、ドラマ1作でした。
今月は『たいようのいえ』紹介。
子供の頃、むかいの基(ひろ)の家に入りびたっていた真魚(まお)。その家に行くと必ず元気になれたから。数年後…父の再婚で家に居場所がなくなった真魚は、両親を亡くして以来、独りで家を守る基の家に住まわせてもらうことになったけれど…!? 年の差幼なじみ2人の明るく切ないラブストーリー!!
――講談社コミックプラス「たいようのいえ(1)作品紹介」より
社会人男と女子高生の、年の差幼なじみ擬似兄妹による、じれったすれ違い同居もの少女漫画です。
それぞれ違う形で家庭に問題を抱えてて、寂しい者同士で擬似兄妹になって、求めていた「家庭」を築くものの、
その「家庭」こそが芽生えた恋心を妨げるとかそんな感じのお話です。
年上ぶって頼れる保護者として振る舞いながらも主人公に相当分救われている内実ヘタレ男と、
庇護されながらも着々と問題に立ち向かっていくハートの強い女の子のお話ですよ。
ときめかないわけがなかった。ふたりのやりとりだけでもときめきすぎて呼吸困難になるというのに、
描かれるそれぞれの本物の家庭問題は、ゆったり流れながらもじわじわ胸に来るものがあるし、
周辺のキャラもねーすごい魅力的なんですよー。
基の実弟大樹はピュア系ツッコミメガネだし、何より女の子がみんなかわいいのなんの。
主人公は時代劇好きでへんてこなゆるキャラ好き、恋のライバルは歴女系腐女子という曲者っぷりがまた好きです。

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