基本的に作業やりながらのプレイだったので、散漫になってた分戦闘とかが面倒くさすぎて途中でキレかけました。高いエンカウント率に辟易して逃げたい衝動に駆られたんですが、当時のゲームってきっちりレベルを上げとかないとボス戦じゃ話にならないっていうのはよくわかってたので逃げるわけにもいかず、余計にストレス溜まった時はどうしようかと思いました。でもちゃんと集中してプレイすると意外に楽しかったというどうしようもない話。
そんなわけで途中からは意識的には完全に作業化プレイとなってたんですけど、クリアしてED見たら胸にじんわり染みこむ良さがあってびっくりしました。みんな可愛いなあ。
・常葉丸 いい所をほとんど他のキャラに持っていかれててちょっと呆然。でもプレイヤーが自己投影というか感情移入するにはこれくらいが丁度いいのかもなあ、などと思いました。考えてみるとONIシリーズの主人公って全体的にそういう所がある気がします。音鬼丸なんか特に顕著な気がするんですが、伝統なのかもなあ。型破り(?)なのは天地丸と大和丸くらいでしょうか。そういえばほとんどの主人公がパーティー内最年少なんですねー。
ストーリー上ではひたすら倉童子に引っ張りまわされ(というか振り回され?)清志郎参戦後は清志郎がひたすら引っ張っていくし、クライマックスでは静那さんの姉妹関係やチャンドラの正体とはドーン!と、なんとなく一歩引いたところで「おおー…」とか言いながら見てるイメージがありました。本当はもう少し能動的な子な気がするんですが。台詞全部打ち込んだので、じっくり見返して詰めてみようと思います。
戦闘では静那さん最強だし(笑)唯一の突出点であるスピードも、あまりに速すぎて一周しちゃったのか突然行動順が一番最後になるしorz
なんだかんだ言いつつ好きです。そういえば結局最終的には失った物の方が大きいのは常葉丸だけなんですね。魔神器は回収できたんだとは思いますが、おじいちゃんは死んじゃって天涯孤独だし。
・静那 草薙の剣で2回攻撃はいっそ反則。お姉さん強すぎます。ヒロインが回復役でないどころか主戦力というのは現在でも珍しいんじゃないかと推察。でも体力があまりないのは女の子所以というところでしょうか。なんとなくさん付けで呼んでしまいます。
セリフ回しとかもそうなんですけど、考え方とかすごく女の子らしいなーと思いました。いい意味で。強くて可愛くて大好きです。ある意味完璧なキャラ。完璧すぎてあまり言うことがない(えー)
気付けば常葉丸とまともな会話をしてないのにちょっとびっくりしました。終盤の相談会話なんかを見てるとうっかり「清志郎v静那とかよくね?」とか思えてきたんですが、それでも公式では常葉丸なんですよねというONI2とほとんど似たような思考をしてしまいました。2では砦角と秘女乃の方が好きだったもので…あちらは高野丸と秘女乃がよく会話してますけど。
・清志郎 神の子は偉大。(えー)
1章終了時のレベルで仲間入りしたうえに倉童子がはじき出された時は「お兄さんもう一度若毘古にならないか」と肩を叩きたくなりました…記憶は残ってるくせに!若毘古の時の記憶は残ってるくせに!あんまり悔しいんで仲間入り後はろくにレベル稼ぎもしてあげず、容赦なく突き進んでスパルタ教育しました。若毘古の時の記憶と神の子オーラでなんとなくその後はパーティーの中心人物のように見えるんですが、戦闘パートでの足手まとい感が抜けずどうにも空回りというかマヌケに見えてしまう。お前やっぱり正体はアイヌラックル(=オキクルミ)でいいよ。パラメータ的には典型的ヒロインタイプなのはこの人。
ずいぶん前某方に「あかざさんは清志郎が好きなのかと思ってた」と言われ、その時は興味なかったんですけど今回のプレイでうっかり転びかけたのは蝦夷補正に違いない。そうに違いない。EDでお母さんと妹に再会した時には妙にぐっと来てしまいました。兄妹っていいよね!(そこなのか)
・チャンドラ 神はもっと偉大。(えええええ)
そこにいてくれるだけで何となく安心します。戦闘ではよく言えばオールマイティ、悪く言えば無個性、でもいいんだ、そこにいるだけで。なんかそんなキャラ。ムードメーカーのありがたさがよくわかった気がします。別に私が東京人だから関西弁に弱いとかそういうわけではないと思います。たぶん。
ウルーピィ救出という彼自身の目的は早くに果たしたのに、そういえばついてきてくれてるんですよね。言うまでもなく黒の神としての行動なんでしょうけど、ゲーム中では「ウルーピィをあんな目に遭わせた奴を殴らないと気が済まない」みたいな理由付けをしていて、チャンドラらしいなあと思わず笑ってしまいました。ウルーピィとはいい友人関係なのかと思いきやEDでは嫁さん扱いになってて度肝を抜いたのはここだけの話です。
一番好きなキャラは
倉童子でした。あの小ささと跳ね回りっぷりがたまらんよ。

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