海外RPGのローカライズ版。英語音声日本語字幕のみ。
字幕は時々意味が取りにくいところがありますが、伝説の
「ロシア人は殺せ」ほどのひどい誤訳はないと思います。たぶん。
世界観は、指輪物語を彷彿とさせる正道ファンタジー。
ダークスポーン(魔物みたいなもの)と戦い生きる時代、地底に眠るアーチデーモン(邪神竜みたいなもの)が復活して魔物の勢力が拡大。
主人公は唯一アーチデーモンを倒す力を持つ騎士「グレイ・ウォーデン」の一員となり、各地の内乱、紛争を平定しつつ協力を得、最終的にアーチデーモンを打倒して国を救うという、王道ど真ん中のストーリーです。
主人公はキャラメイク型。
性別は男女、
種族は人間、エルフ、ドワーフ、
職業? は戦士、ローグ、魔法使いから選びます。
種族に関してはエルフは森の移動民であるデイルズと、人間国家で虐げられながら暮らしているシティエルフ、
ドワーフは貴族と平民(というかスラム街の住人)から選べます。
顔はもう骨格レベルで自由にカスタマイズできます。こだわればここだけで1時間費やせるよ!
海外RPGと言えばThe Elder Scrollsシリーズなど、いわゆるオープンワールド? の、何をしても自由なゲームを思い浮かべて気後れする方もいらっしゃるかとは思いますが、このゲームは和製RPGに近い、およそ一本道のメインストーリーを追っていく形です。
た だ し 。
メインストーリーは一本道ですが、プレイ開始からグレイ・ウォーデンになるまでの冒頭のストーリーは、生い立ちごとに異なります。
また、ここがこのゲームの最大の魅力なのですが、
全編を通じて都度都度選択肢が出ます。頻繁に出ます。めちゃくちゃ出ます。
主人公の言動はすべて選択肢で決まり、そしてそれらが「メインの部分ではない」ストーリーに大きく影響していきます。
たとえば困ってる人に手を差し伸べるか、止めを刺すか。
たとえば対立している勢力のどちらを勝たせるか。
たとえば誰を国王にするか。
たとえば人体実験を容認して強力な兵団を得るか、否定してぶち壊すか。
善悪には割り切れない、つらいつらい選択肢も山ほど出ます。けれど選ばなければ話は進みません。
そうした選択肢の積み重ねにより、仲間キャラの離脱や生死、各勢力の攻防などが変化していきます。
楽しいです。とても楽しいです。もちろんEDの後日譚も変化しますよ!
あ。ちなみに同じ選択肢を選んでも、主人公の性別や種族で相手の反応が変わることもあります。
まあそりゃそうですよね! 「お前童貞なの?」なんて男が言うのと女が言うのとじゃ違いますもんね!
実際言えるんでぜひ御試しあれ。
それと仲間キャラには主人公に対する好感度が存在します。
これは仲間キャラとの会話中の選択肢でももちろん変化しますが、
たとえばストーリー中の選択肢でも、後ろについてきている仲間キャラはちゃんと見ていて好感度を増減させてきます。
アイテムの贈呈で好感度を上げることも可能。各キャラに好みが設定されていて、それに合うものをあげると大幅に好感度を上げてきます。
好感度が低いと離脱や裏切りなども発生しますが、
好感度が高いと恋愛関係になることもできます。
一部同性愛も可能。
恋愛関係がまた「メインではない」ストーリーに影響を及ぼすこともあるので、ぜひ色々お試しあれ!
優柔不断ヘタレヒーロー、ツンデレ魔女、夢見がちなバイ聖女(?)、あと私がまだご縁がなくてよく知らないのですが、軟派バイ暗殺者? がおります。
戦闘システムは、日本で言うARPGに近いかと。
キャラを操作しながら殴り(魔法をぶちかまし)倒して経験値やアイテムを入手する形。
レベルが上がると各パラメータに任意でポイントを割り振って強化したり、スキルを修得します。
NPCはもちろん勝手に動いて戦ってくれます。ある程度の方針は指示できるし、操作キャラを切り替えることも可能。
ローグならいかに味方キャラを囮にして敵の背後に回って大ダメージを入れてやるかとか、
魔導師なら相手の属性を見極めて弱点を突く魔法を唱えるとか、
難しいことも考えながら戦うこともできますし、難易度を下げればそんなこと考えずに直感で殴り倒せます。
あとこれは余談にも近いのですが私の中では二番目の魅力でして!
各地にコーデックスと呼ばれるものが入手できるんですが、
これが各地の歴史とか神話とか文化とかを丹念に紹介してくれる素晴らしいものでして!
もうねこれ読むだけで一日があっという間に終わりますね! 内容もまたどう考えてもその分野に詳しい人が作ったとわかる内容でほんっとに! 世界が国が人がそこに生きていると猛烈に思わせてくれまして!! だいすき!!!
そんなこんなで発売からもうすぐ1年経つというのに、まだ周回プレイでちまちま楽しませていただいてます。
ほんと楽しくてだいすき!
PS3、Xbox 360で発売中。
「Dragon Age: Origins」がメイン、
「Dragon Age: Awakening」が追加ディスク、
「Dragon Age 2」が続編です。
散々言ってた「選択肢による影響」ですが、Originsで迎えた様々な結果は2にデータ引き継ぎで受け継がれるとの噂。
2は日本語音声が追加されて気になり始めた方もいらっしゃるかとは思いますが、ぜひOrigins、そしてAwakeningをプレイしてあなただけの世界をお楽しみください!

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