お店に行くのはこれで5回目くらい…?
店内は相変わらずアイヌ音楽が響くまったりした空間。
2階奥には民具が所狭しとちりばめられて…と思ったらど真ん中に囲炉裏が切られててびっくり。

よくよく見ると部屋のあちこちにイナウキケ(家の守り神みたいなもん)が飾られてて、伝統的家屋の雰囲気がさらに強くなってました。囲炉裏は祭壇かつ神様の居場所なので悪いよなーと思いつつ、テンション上がりすぎて激写。ごめんねアペフチ!
飲み物は平取産トマトジュース「ニシパの恋人」。

さっぱりしてて飲みやすくて大好きです。今度ネット注文探してみよう、と思っていつも忘れる。
↓今日のメニューはこちらー。
・アマムイペ(黍と豆の混ざったご飯)とオハウ(お汁)のセット オハウうまいよオハウ!実はお汁系の料理では一番好き。うめえ。
・熊焼肉 今回の本命。お店にいた人曰く「鯨の肉にそっくり」だそうな。
ちょっと堅くてクセのある味。でも精がつきそう。
味付けきつくないか?と思ったら元々こういう味らしい。
「めったに食べられない食材」ってのがぴったりな位置づけだと思った。
・イモシト、カボチャシト 北海道郷土料理「イモモチ」の起源。表面はカリッ、中身はモチモチ。
おやつ感覚の甘い味。これまたおいしい。
店の人と色々お話しさせてもらいました。
いわくこの熊肉は店長さんのお兄さんのお友達が仕留めた北海道のヒグマだとか。
今回は試供品として入荷したから安く提供できたけど、これが定番メニューになると仕入れ値が上がるからこの値段では提供できないとか。ラッキー。
実は熊汁って料理もあったんだけど気づかず。たっぷりのジャガイモが溶けるまで煮込んだとろみのあるお汁とかで、まあお汁まで熊肉だときつかったかもなーということで諦め。
でも店長さん、「電話くれれば食材取っときますよ」とか言わんでください。あと1週間くらしか在庫が持たなさそうだというのにまた来いというのか。
店を出るとき丁度大雨に遭い、傘を貸してもらいました。
今度返しに行かなくちゃー…熊汁はその時にでも飲むか。(えー)
あとはバイトのお兄さんに、8月10日(日)の先祖供養祭を教えてもらったり。
店長さんのお友達とおぼしき方と新宿駅まで一緒に帰ったり。
雷はヒステリー起こしてる女神様だそうで、近くで光ったり鳴ったりしても顔を上げちゃいかんのだそうだ。「ヒステリー女をやり過ごすには目を伏せおとなしくするのが一番」という人生教訓までセットで身につくステキ文化。でも雷の神様ってオキクルミの父ちゃんじゃなかったっけとか疑問。地域か、地域によるのか。
あと虹は雷の女神様の下着だから絶対見ちゃいかんのだとか。最近こそ珍しい+綺麗で見るのが当たり前になってきてるけど、虹を見ると不吉って文化は結構広いんだなー。
おいしかったし面白かったし色々勉強になりました。
また今度いこっと。

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