イッスンの絵を見てのオキクルミの呟きは、オキクルミが家にいる時の会話を見ておくとまた印象が違いますね。「落ちこぼれ」だの「中途半端」だの罵った相手が覚悟を決めてあんなすごいことやらかしてくれて、「ふっ、やるなイッスン!俺も負けてはいられぬ!」みたいな頭の悪い子。オキクルミにとってイッスンはケンカ友達というか、対等なライバルだといいなあ。
実際対等かどうかはさておき。(あの時点でイッスンがはるか上に行ったと思います)
あの「落ちこぼれ」「中途半端」は自分に向けた言葉でもある気がするんですけども。村の連中には煙たがれ、双魔神をも倒せない自分は落ちこぼれで中途半端、みたいな。そしてそんな自分の姿をイッスンに投影して八つ当たりするだめっ子。結局優しくて純粋でまっすぐで不器用なんだろうなあ、オキクルミって。好きです。
オキクルミのあの言葉も、あの祈りを捧げる姿も、サマイクルはすぐ横で聞いて見てるんだろうなーと思います。オキクルミの成長(?)にサマイクルはお面の下で優しく笑ってるといい。見守る兄の眼で。
……あれ、なんか書けそうですね。(えー。)

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