すっかり遅くなってしまいましたが、
樹原涼子さんのひな祭りライブ－俺屍復活祭－に行ってきましたよ！！樹原さんのライブはずっと興味があった……というか「花」はぜひ一度生で聴きたいと思ってたんですけど、ライブというとどうもオシャレなリア充空間というイメージがありまして。
そのせいで気後れしてしまいずっと行けずじまいだったんですけど、もうね、俺屍復活祭ですからね！
何せ俺屍ですからね！ブログ移転したことで一応説明させていただきますと、我が人生に多大な影響を与えた「魂のゲーム」は、ドラッグオンドラグーン、大神、そしてこの、俺の屍を越えてゆけなのです。
というわけで事前に電話連絡して前売りチケットを入手するという万端の準備で乗り込んできました。
なんという行動力。こんな躊躇なく参加を決めたのはDOD2の完成発表会以来かもしれない。
あちらは半分ネタとして意識的に行動力を発揮した部分もあるけど、こちらはもう心の底から100％の歓びと共に行動させていただきました。やっぱり私の中で俺屍は至高のゲーム。
当日の内容に関しては
4Gamersの記事がうまくまとめてらっしゃるので、参考にしていただければ。
さてここから私の感想。
時間が経っていまいち内容を忘れてるのもあってぐだぐだ記事になってます、ご了承ください。
会場は東京吉祥寺のスターパインズカフェ。
慣れない場所に慣れないお店だったので
うっかりお店の前を通り過ぎて一周するというヘマをやらかしましたが、開演30分前に無事到着。
わずかな知識でぼんやりと思い描いていたものとそれほどかけ離れていない、納得の「ライブハウス」でした。
お客さんは俺屍ファンだらけ……かと思いきや、樹原さんのピアノクラブ経由と思しきおじさまおばさま方が予想以上に多かった印象。
すてきなライブにオタが乱入してごめんなさいね、何の盛り上がりか全然わからないでしょう……などと思っていたら
「ニコ生も見ようと思ってたけど地下だから電波が入らないのね」などと会話しているおばさま方がいらっしゃって、なんというか、その、
侮ってましたごめんなさい。椅子の数に対して圧倒的に少ない机が目の前にある席に座り、当日限定メニュー「ごきげんプレート」を食べつつ待機。
量は少なかったけどすごいおいしかったです、お酒のみたくなりました（自重したけれども！）
予定から10分ほど遅れて演奏開始。1曲目からいきなり涙腺が刺激され、2曲目で決壊しました。
すんごい癒しなんだよ！ オーラが、歌声が、ひとつひとつの楽器の音が！ ピアノなんかは完全にマイク音になっちゃってたので残念ではありましたが、それでも圧倒的な存在感と癒しでした。
なんて言うんだろ。上手なのは間違いない、けどそれ以上に、ひとりひとりがこの曲を演奏し歌うことを心から楽しんでいて、かつメンバーみんなが互いに信頼してるからこその音というか。
生の演奏ってやっぱりいいなあ……！ 本来の目的そっちのけで楽しんでいると、あっという間にきましたトークイベント。
ニコ生は盛りあがってたんだろうなあ……独り身の寂しさを噛みしめつつ、「桝田さーん！」「御大きたー！！」と心の中で投稿。
トークイベントに関しては
先程も紹介した4Gmaersの記事に詳しく載ってるのであまり言及しないとして、試作がOK出て本制作に取り掛かったというのを聞いて心の中で大はしゃぎ。そしてSCE様からのお達しを堂々と取りだす桝田さんに爆笑。
お達しのせいであまり直接的なことには触れられなかったけど「リメイクの次」に関しては予想の斜め上をかっとんでくれるとお見受けしました。すごく楽しみ。
……しかし桝田さんは話が面白いなあ。リメイクにしても「リメイクの次」にしても、あと既に知ってる樹原さんとの出会いとか「花」をもらった時の話とか、全部おもしろく聞けた。例え方が面白いんだよ、どこの聖人ですかあなたは。
トークイベントが終わったらあとは「花」を聞いて第Ⅰ部終了。やっぱり「花」は格別だなあ…他の曲も白く澄んでてきれいで好きだけど、生命力というかパッションが違うよね……！
第Ⅱ部は純粋に樹原さんの歌を聞くターンかと思いきや「俺屍にふさわしいと思う曲を考えて選んでください」といったような言葉に俄然高まるテンション。
さあそういうことなら任せろ！ と休憩時間中に未購入のCDとチーズタルトを買って準備万端。俺屍サントラも買いましたよ。
実は未購入でしたよびっくりだよ。頭に一族を思い浮かべ、もうその時点で再度緩んだ涙腺を持て余しながらガン聴き。
「その手を胸に」は好きだけど、過酷な戦いを強いられる一族には「戦わなくていい」なんて言えない。
「旅立ち」と「どんな日も どんな日も」は好きだけどきれいすぎるかなあ。
「祈り」は……今までの中で選ぶならこれかなあ……
などと消極的に考えていたら「ROUND AND ROUND」で頭をガツンとやられました。
横文字が入ってるのがちょっと気にはなるし、雰囲気的にはよくある和製ファンタジー世界観の方が合いそうだけど、でもこの曲がOPで流れてきてゲーム開始、というのはすごく素敵そう！
もうこれで決まりかなあ、と思っていたところに、とどめとばかりに樹原さんイチオシの曲「愛する者たちよ」が開始。
ぶっちぎりすぎて泣いた。「花」と同じ色と、それ以上の生命力がほとばしっててもうね……！
立て、進め、戦え、生きろ！ という強烈な応援歌。そばにいてつつみこむ優しさではなく、叱りつけ時に頬を打つ厳しさと愛。これぞ俺屍一族にふさわしい……いや、この曲にこそあの子たちを託したい。
「世界を愛したか」というフレーズが忘れられないんですよ。人生じゃない、命じゃない、世界。
自分と他者と、過去と未来と、すべてを内包して広がり存在する「世界」に、あの子たちは何を思うんだろうとか考えただけで今でも涙が止まらないわけですよ
ちくしょおおおおお！！（ぐしぐし）後に続く「永き道」も「Happy Life」もいい曲で、「愛する者たちよ」が主題歌でこのどちらかがEDだったらもう私は死ぬ。
……まあ「おばあちゃんになって」というフレーズだったり、恋愛色があまりに強いかったり、うまくあの世界に合うかは微妙なところですが……。
そんなこんなでアンコールの「愛を止めて」まで、脳内はずっと俺屍モードであっという間に終了。
そういえば楽譜に「花」が載ってるんじゃん！ ということを思い出して慌てて最後の一冊を購入。人だかりに引っかかってしまい身動きが取れずにいたら樹原さんのサイン待ちの列に紛れ込んでいたらしく、意気揚々と俺屍サントラを取り出しブックレットにサインしてもらって退出。
これにて「俺屍復活祭」終了。
いやもう、ほんっとに素敵なひとときでした！ 生の「花」は聴けた、生の樹原様を拝めた、「愛する者たちよ」が名曲すぎた！
本当にいい曲でまた聴きたいのにCD未収録なんですよね……はやく、はやくCD化して！ そのためにも俺屍に採用されて！！
それにしても「復活」なんですよね……本当におめでとうございます、ありがとうございます！ 普段あれほど続編商法リメイク商法に嫌悪感を示しているというのにこの盛り上がり方よ、なんて現金なの私ってば！
いやでもなんていうのかな、他の「リメイク」って私がそのゲームに感じた「いいところ」「好きなところ」が損なわれてガッカリすることが多いし、メーカーによっては「それしか能がないのか」って言いたくなるくらい何度も何度も何度も何度もリメイクしててうんざりするんですよ。これは本当。
でも俺屍は、桝田さんは、いいところをそのままに、さらにパワーアップさせてくれると謎の確信を持たせてもらえてるので本当に素直にうれしいです。
何より、何度やっても毎回新しい発見のあるすごいゲームだしね！ 一族好きすぎて1回しかやってないけどさ！
本当に楽しみ。しつこいけど何度でも言う。本当に楽しみ！
制作に携わってる皆様、どうか頑張ってください！ などとこんなところで叫んでも伝わらないとはわかりつつ！
なかなかブログ更新できませんが、時間を見て俺屍については追いかけて盛り上がっていく所存です！
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